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一切経音義(いっさいきょうおんぎ)は、7世紀なかばに玄応(げんのう)が著した、仏典の難解な語や梵語などの解釈と読みを記した音義書。『一切経音義』という名の書には慧琳撰のものもあり、区別するために『玄応音義』と呼ばれることが多い。 ==成立== 玄応は長安の僧で、玄奘のもとで訳経にたずさわっていたが、貞観の末から音義を作る作業を開始した〔『開元釈教録』巻八「以貞観之末、勅召参伝綜経正緯、咨為実録。因訳尋閲、捃拾蔵経、為之音義。注釈訓解、援引群籍、証拠卓明、煥然可領。」〕。 『一切経音義』の成書年代は正確にはわからないが、神田喜一郎によれば、654年に訳された『倶舎論』・『阿毘達磨順正理論』に対する音義が含まれるため、それ以降の作であり、また玄応は661年前後に没しているため、その前の成立である〔周法高(1948)の引くところによる〕。もとの題は『大唐衆経音義』といったが〔『大唐内典録』巻五「大唐衆経音義一部十五巻」(巻十では「衆経音二十五巻」とする)〕〔『新唐書』芸文志三「玄応大唐衆経音義二十五巻」〕、のちに『一切経音義』と呼ばれるようになった〔『開元釈教録』巻八・『貞元新定釈教目録』巻十二「一切経音義二十五巻」〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「一切経音義 (玄応)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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